家は一生ものと勘違いしていませんか?
住んでいると手を加えなくても一生住めそうな感じがしますが、実際には、何もしないでいると50年程度が家の健康寿命です。
外装をメンテナンス、リフォームすることで建物自体も延命するのです。
雨漏り修理、リフォーム
建物の耐用年数は屋根の老化と非常に関係が深いです。
では屋根の耐久性はどのくらいでしょう。
その前に、屋根の種類には大きく分けて三種類あります。
代表的なのは瓦
耐久性も高く丈夫で、施工構造上、建物の湿度調整などでもメリットがあります。
その反面、重いのと価格が高いのがデメリットです。
次にスレート(コロニアル)
練り物や繊維を薄い板状にしたものを屋根に重ね張りしたもので、瓦に比べ軽く値段も安いのがメリットです。
しかし、割れやすく、表面の耐久性が低いのが難点です。
最後に金属
薄い金属板を張ったもので、材料が軽く、工期が短いのが特徴です。
また、最近の物(ガルバリウム)は耐久性も高くなっています。
一枚だけの張り直しができないことと、雨音が気になる場合があることが難点です。
問題の耐用年数というとは、おおむね瓦は30~50年以上、スレートと金属は15~30年以上と言われています。
ここで問題となるのが耐久性の開きです。
瓦は基本的にノーメンテナンス(実際にはメンテナンスが必要)で家の一生分持つといわれています。ところが、ストレートと金属は表面が老化するため、10年に一度程度のメンテナンスが必要です。そうしないと長い方の期間しかもたず、前側の期間内にメンテナンスすればリセットされるイメージだと思ってください。
このメンテナンスをおこたると、スレートでしたら、表面や重ね目からの水の吸い込み、金属でしたら錆による腐食穴を招きます。
どちらにしても雨漏りの原因となり、建物自体の老化につながり、気が付いた時には「修理費がぁ~!」となります。
心配になった方は、はやめに相談してください。
メンテナンスで済む場合もありますし、張替えの提案をされる場合もあるでしょう。
スレート葺の場合は、ガルバリウム葺きのカバー工法で、新しい屋根の葺き替えを提案される場合もあります。
そのほか、意外と壁からの雨漏りが多いこと。特に「筑波おろし」で風当たりが強い家や増築で壁をつないだり、隣の屋根からの水滴がつきやすいなど、外壁がを老化し、水を吸い込んで壁内が傷んでいる場合もあります。
こちらも塗装などのメンテナンスをするか、壁を新しくすることで対処できます。
なんにせよ、早めの相談で金額も安く抑えられますし、手遅れ状態だと住めるか住めないかの問題にもなりかねません!
こちらからも申し込みができます。